2020年9月7日「なないろ日和!」で放送。
夏のお疲れヘア健やかに変えます…頭皮の日焼けに注意!~セルフケアの仕方を紹介します。
ヘアのセルフケア
夏の紫外線を受けた髪はパサパサになりがちですが、スッキリしたヘアに潤いも出る方法があるそうですから、興味わきますよね。
髪の悩み
なないろ隊:加藤さんのお悩みは、髪の乾燥
毎朝ストレッチで汗をかいたあと、部屋をエアコンでギンギンに冷やして涼んでいる
なないろ隊:田村さんのお悩みは、頭皮の日焼け
コロナ渦で公共交通機関に乗る機会が減り、自転車に乗って移動することが多くなったため、日傘がさせないので焼け放題。
地肌の調子が悪くて髪が寝てしまう状態。
毛髪診断士:斉藤あきさんのアドバイス
アドバイスしてくれるのは美容師の毛髪診断士:斉藤あきさんです。
斉藤さんは、化粧品会社にて美容部員・エステティシャンとして活躍
20年で約5万人以上に施術やアドバイスを行うという経歴の持ち主です。
今回はその斉藤さんのサロン
スキンケアサロン:ティナロッサ(東京・目黒)から、セルフケアの方法を教えてもらいます。
髪のパサつき具合をチェック
1.ご自身の手ぐしで、引っかからないでスルッと通れば、キューティクルも綺麗に整っている状態
一般的に健康な髪には、12から13%の水分が含まれていますが、ヘアカラーや紫外線のダメージを受ければ、水分量が減り表面のキューティクルが乱れてしまうそうです。
(水分量が7%を下回る)
そこで髪の状態を、指通りでチェック
がさつ入ったり死んだりする⇒ハイダメージ
乾燥でお悩みの加藤さんは、途中で引っかかってしまいました。
キューティクルがはがれてしまうと、髪の内部の水分や油分が流出しやすい。)
ハイダメージな状態です。
さらに頭皮の状態をマイクロスコープでチェックしてみると、乾燥気味になっている状態。
頭皮が乾燥するとバリア機能が低下し刺激を受けやすくなります。
エアコンに関しては、汗をかいてすぐに冷房に当たると急激に冷えてしまうので、血流が一気に悪くなってしまいますので、よくないといいます。
汗をかいてからすぐに冷房に当たると頭皮の血流が悪くなります。
一方田村さんは、指がす~と通り一見問題はなさそうですが、炎天下の自転車利用で日焼けした頭皮の状態は?
チェックしてみると、紫外線の影響で炎症を起こしている状態。
皮脂が酸化して毛穴が詰まっている。
紫外線のダメージが・・・
頭皮の日焼けアドバイス
紫外線による頭皮の日焼けには、毎日分け目を変えてあげると良い。
分け目を変えるのが難しいと感じる方は、夜だけでも帰れるようにするとよいそうです。
毛穴の周辺をピカピカに!
紫外線対策なしで頭皮が炎症・毛穴が詰まった状態の田村さんには、毛穴に詰まった皮脂を油で落とすことから始めてもらいます。
シャンプー前のオイルケアをします。
頭皮専用のクレンジングオイル植物性100%(ホホバ・アルガンなど)
頭皮につけたら全体になじませ、オイルが浸透するまで5分ほど待ちます。
レポーターの西岡さんは一度もやったことがないようですが、先生によると美意識の高い方はしていますとのこと。
洗い流すまでの間は、頭皮をマッサージ。
ツボ押し:首の後ろの天柱・風池・完骨をこぶしで押す。
最後は頭頂部にある百会を刺激してほぐしていきます。
頭皮を和らげたらオイルと一緒に皮脂を洗い流し、次にシャンプー。
(皮脂がついたままシャンプーしても泡立ちが悪くなり毛穴の汚れは落としきれない)
シャンプーをする前にオイルケアをすれば、洗浄効果が高くなります。
シャンプーした後の田村さんは、「頭皮の温度が下がった気がしました」そうです。
頭皮の状態を再びチェックしてみると、 毛穴の周辺はピカピカになってました。
ドライヤーでパサパサ髪に潤い!
汗をかいてからすぐに冷房に当たり、頭皮の血流が悪くなっていた加藤さんはドライヤーで解決してもらいます。
その前に、西岡さんに普段のドライヤーの使い方をしてもらったところ、先生は、ドライヤーが近すぎて髪の毛が火傷をしている状態だと言います。
ドライヤーは、10 CM から15 CM 離して温風が全体に行き渡るようにするとダメージも受けにくくなりますとのこと。
先生は西岡さんにお会いしてすぐに髪がカピカピ、全てが雑だなと思ったそうです。
早く乾かしたいからといってドライヤーを近づけすぎると、逆に時間もかかりダメージを受けます。
ドライヤーは熱で乾かすのではなく、風で乾かすのが◎
正しい使い方を意識するようにしましょうとのこと。
髪の乾かし方のポイント
根元⇒襟足⇒耳上の順に乾かすと毛先が治りやすくなります。
さらにキューティクルがはがれない縦方向に意識するのも有効です。
ドライヤーは上から下方向へ、手櫛で軽~く引っ張りながらやります。
先ほどは髪に指先がひかかってしまった加藤さん。
正しい使い方で髪を乾かすと、「全然違います」と、指通りも滑らかだそうです。
まとめ
オイルケアのやり方
②マッサージやツボを押す
③5分ほどで洗い流す
ドライヤーのかけ方
髪は温度に弱いので近づけすぎるとダメージを与えてしまうので、10 CM から15 CM は離して風で乾かすようにする。
また、ドライヤーは横振りではなく縦振り。
キューティクルがうろこ状に上から下に入ってますので、 上から下に乾かした方が綺麗に艶が出るそうです。
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