2021年6月20日放送の初耳学では、16歳で東大に合格した天才カリスさんが出演。
東大を目指すきっかけは、日本の人気ドラマ「ドラゴン桜」だったそうです。
そんなカリスさんが語る、”逆算的勉強法”と英語習得の極意について、自ら実践してきたという方法を紹介します。
カリス 逆算的勉強法!
カリスさんの人生の一番の生きる力は、冒険魂と猜疑心だと思っているそうで、この冒険魂と猜疑心があるからこそ、 自分はずっと勝ち続けてきたんだと思うと話します。
冒険魂とはチャレンジ、挑戦し続ける心 。
私たちはどこかへ向かうために生きているので、 どこに向かいたいのかあるべき姿をしっかり定める必要があると話します。
あるべき姿を想定したのであれば、 今の自分の現状がどこにあるのかを想定し、 その差を縮めるために何をすべきか逆算して、 まっすぐ突き進む 。
これをやり続ける力が冒険魂だといいます。
例えば、受験はどんな問題が出るのか?はっきり分かっているので、どれぐらい点数を取れば いいというのが分かりあるべき姿は立てやすい。
そういうことを最初から考えて行動したので結果が出たと話します。
ただ、冒険魂だけだと 突っ走り続けて、明後日の方向へ向かってしまうことがあります。
最初に想定することが大事だと言いましたが、 想定しきれないことがどうしても出てしまうので、 猜疑心を持って本当に自分は正しい方向に向かっているのか?
そうすることで自分は何でも書き続けてきたと話してくれました。
これは勉強だけではなく、仕事術においても同じことが言えるそうです。
カリス 英語習得の極意!
カリスさんは、東大の修士課程から真面目に英語に取り組んだそうですが、約3年前には英語に今後困ることはないと確信したようです。
英語には学習順序があると考えていて、
この五つの順序があって、この通りに学習していくと誰でも一瞬でうまくなるそうです。
例えば 発音が間違っていても発生が合っていれば ほぼ100%通じるので、むしろ発声は発音の10倍ぐらい大事ということになります。
そのため、日本人の発声と自分の発声、ネイティブの発声との違いを 考えて実践したそうです。
例えば、日本人だと音が高くなりがちですが、低くしないといけないんだとか?
あるいは日本人だと単語と単語の間に、 間が入ってしまいがちなんですが、一定のスピードで滑らかに話さないといけないとか?
そういった違いを調べて実践したそうです。
発生は共通しているから通じるということです。
現状を見て何をやればいいのかを考えそれを実践することによって上手くできるようになったようです。
3つ目の文法は、技術ではなく感覚で覚えるようにすると、必ず英語が上手くなるそうです。
4つ目がリスニング・スピーキングが、5つ目がリーディング・ライティング優先するのは、脳の仕組みが別々になっていて、RWは高度な能力になるので、まずは聞いたり話したりするのが先にできるようにするのが良いそうです。
やり方としては、独り言で英語のフォーマットに自分の考えを落とし込む。
考えていることを独り言で行けるようにする。
これで会話の時も普通に言えるようになるそうです。
ただ表現として幼稚になりやすかったり、悠長な言い回しが出来なかったりするばあいがあるので、それを改善するため独り言と 同じぐらい TED Talkなどのスピーチといった、上手な人たちのスピーチをシャドーイングすることが必要だと思っていて、 こういう人たちは ものすごく表現が洗練されているし、後は大事なところを強調して言ったりと、人を説得して動かしたりするのが得意なので、そういうところから学べることがたくさんあるので その両方をやっていくと 上手な話し方が真似できるようになるため、 自分らしい話し方× 説得力のある話し方 ができるようになるとのこと。
ちなみにカリスさんは、こうした学び方でプレゼンコンペでは3連勝(賞金180万円)を獲得したそうです。
まとめ
カリスの逆算的勉強法と英語習得の極意は、とても理にかなっていると思います。
実は私も、宅建士の資格を取るためにまず初めに一番にしたことが、自分がどの位置にあるか?知るために、過去問を解いてみました。
当然、点数も12点程度で、問題自体が何をいっているのか?理解できませんでした。
でも、宅建士の合格ラインは35点ですから、あとは合格ラインを目指してひたすら過去問を解いていきました。
そうしていくうちにだんだんと理解が進んで、自分が理解しにくい(弱い)部分が見えてきます。
あとは、徹底的に弱い部分だけを復讐し、理解するようにすることで、合格ラインまでの点数を、短時間で獲得できるようになります。
是非、応用してみてくださいね。
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