在宅避難を杉浦太陽が調査!台風・水害に備える防災!よじごじDays

在宅避難 ets

2020年8月31日(月)放送のよじごじDaysは、コロナ禍の防災!注目されている”在宅避難”を杉浦太陽が調査!

お年寄りは健康も考えると、避難は自宅でできる方が良いです。

防災アドバイザーの高荷智也さんに、”在宅避難”を詳しく教えもらいましたので、ご紹介します。

防災の日は、9月1日です。

在宅避難とは

在宅非難とは、水道・ガス・電気などのライフラインが止まっても、自宅での安全が確保(担保)できるのであれば、避難所にわざわざイカず、自宅で避難生活を行うことだそうです。

もし災害に遭っても、新型コロナウイルスの影響もあり、今、在宅非難が注目されています。

なぜなら、万が一被災して避難した場合、避難場所はくつろげる自宅とは大きく異なり、一時的とはいえ、かなり窮屈な生活を強いられることになるからです。

そのため、たとえライフラインが止まったとしても、出来れば慣れ親しんだ自宅で在宅避難し、生活ができるのならそれに越したことはないでしょう。

東京都の場合、全避難所の収容合計人数は、全人口の約23%となっています。

つまり、全体の3/4の都民は、避難所へ避難しようとしても、収容できる人数に限りがあるということです。

もちろん、東京都全体が災害に度々遭うのか?と考えれば、現実にはそうそうあることではありません。

しかし、過去に起きている関東大震災のような大きな震災は、必ずくるとも言われています。

その時あなたは、1/4の被災者として避難場所へいきますか?

実は東京都も、最低限の生活が自宅でも可能な場合は、在宅非難を推奨しています。

※地震によって建物崩壊など、少しでも危険性を感じるようだったら、在宅非難はできません。

では、在宅避難をするとしたら、何をどう備蓄しておけばよいのでしょうか?

在宅非難のための備え

万が一災害に遭って在宅避難をするとしたら、備えておくものとしたらどのようなものがあるのでしょうか?

備えは、災害の種類によっても変わってきます。

水害

まず、水害で道路が浸水している時など外出は危険です。

在宅避難をする家の中では、大雨により下水道が溢れ、トイレや排水溝から下水が逆流する恐れがあります。

そこで、高荷さんがアドバイスしてくれた対策は、水のう。

水のうの作り方と逆流を止める方法

①、45リットルのごみ袋に半分ほど水を入れ、袋をしっかり結びます。

②、できた水のうを、トイレ・洗濯機の排水溝・流しの排水溝など下水道とつながっている場所に設置すれば、逆流を抑えることができます。

台風と大地震

台風や大地震の場合は、割れて散乱した窓ガラスが危険となります。

そのため、飛来物が窓ガラスにあたったり、揺れで飛散しないように対策しておく必要があります。

高荷さん曰く、台風にガムテープや養生テープを貼るのは多少効果があるが、テープとテープの間に飛来物が当たれば破片が飛散してしまいますとのこと。

おすすめは「UVカットガラス飛散防止シート」。

透明の薄いシートでできていて、窓に貼ると飛散しないという。

張り方は水をガラスに吹きかけ窓に合わせて貼るだけ。

テープを貼っても、はがす手間を考えると、は飛散防止フィルムは一度貼るだけで、ガラスの透明度も損ねないし、UVカットもできるためおすすめだといいます。

また、窓のすぐ外には、飛来物になるような物は置かないように、台風時には片づけるようにします。

被災時に不足して困った物ランキング

避難した場所で、不便と思ったランキングは、

1位は、モバイルバッテリー
2位が、水・飲み物
3位が、ランタン(照明)

となっているそうですが、これは自宅での在宅避難をする際も、ライフラインが途絶えてしまっている(電気・ガス・水道が使えない)状況では同じです。

スマホ携帯の充電におすすめ!

「DABADALEDランタン63灯」はソーラー充電が可能なLEDランタンで、スマホをUSBケーブルで充電できるようになっている。

本体の充電は、手動でもできるようになっています。

ランタン照明の代わりはこれ!

「スリーアールソリューション ダイナモラジオライト」は、懐中電灯とロープカッター、レスキューハンマー、ラジオなど8種の機能が揃っている優れものです。

また、どこの家でも余っているツナ缶は、使い方で非常時の照明替わりにすることが出来ます。

ツナ缶で照明を作るやり方

①、ツナ缶のプルトップを引いて少しだけ開ける(そこの方にキリなどであなを開けてもOK)
②、キッチンペーパーを、毛糸の太さ程度に撚る
③、ツナ缶の開けた部分に、撚ったキッチンペーパーを入れ、ツナのオイルがしみ込むようにします。

オイルがしみ込んだら、ライター・マッチで火をつけ、非常時の照明替わりにすることが出来ます。

ツナ缶1個で、約30分程度燃えるそうです。

水・飲み物・食料(非常食)の備蓄

水や食料は、非常時の備えとして最低3日分、できれば1週間分、さらに余裕があれば数か月分を備蓄しておくようにしましょう。

備えるもの

・ペットボトル(2L)に入った水
・レトルト食品(カレー・牛丼・親子丼など)
・カップ麺(特に焼きそば)
・菓子類

レスキューフーズ一食ボックス

発熱剤もあり、温かい料理を作ることもできるそうです。

お湯がなくてもできるカップ焼きそば

カップラーメンは、お湯がないと美味しくできませんが、カップの焼きそばなら、お水さえあればできるそうです。

スタッフが実際に試した作り方

①、ソースなどの調味料はカップから取り出し、具は麺と一緒にカップに入ったままにし、水を麺の高さまで入れます。
②、あとは、30分間待つだけ。
③、30分たったら、ソースをいれて完成。

温かくはないですが、普通に美味しいカップ焼きそばになるそうです。

簡易トイレ

トイレがないのは非常に困ります。

「ミニムレット」はテント型の簡易トイレのセットで、水が使えない時に便利です。

まとめ

避難先では不便さやプライバシーのことで、苦労したり苦痛に感じることもあり、精神的に疲れたりして、健康を害することもあります。

そのため出来る限り、被災時でも在宅避難ができるよう、準備をしておきましましょう。

あと、杉浦太陽さんが、ツナ缶で火をともしたら、その熱で空き缶を”飯盒”代わりにして、お米が炊けるのでは?

という素朴な疑問から、0.5合だけ実験(炊く)してみたら、ちゃんとおこげまでできて、うまくできていたようです。

でも、作り方ややり方が簡単そうではなく、サバイバル的なためお勧めしません。

それよりは、お水をいれると熱が発生して、熱々で美味しいものができるタイプを、備蓄したほうが便利で楽です。

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